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ロマンチックウォリアー、ドバイターフ後に休養へ「ハード過ぎる」 陣営が安田記念参戦を否定

2025年03月10日 17:40

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 香港の最強馬ロマンチックウォリアー(セン7、C・シャム)は次走に予定しているドバイターフ(G1、芝1800メートル、4月5日=メイダン)が今シーズンの最終戦になる可能性が高くなった。9日、香港の地元紙「サウスチャイナモーニングポスト」が「シャム調教師がシャティン競馬場で語った」と報じている。

 同紙によると、香港とサウジアラビアの間の検疫ルールが変更になったため、ロマンチックウォリアーはドバイターフ出走後、4連覇がかかる地元のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、4月27日=シャティン)に出走が可能となった。また、6月に行われる日本の安田記念連覇も陣営は検討してきたものの、シャム師は「100%の決定ではないが、4月5日に走った後はドバイで検疫を行い、香港に戻って、(9月に開幕する香港の)来シーズンまで休養させるつもりです」と語っている。

 シャム師は「ドバイターフが今シーズン最後のレースになるでしょう。オーナーと話したが、休養を与えて、来シーズンまで待った方がいいと考えています。ドバイから日本に直行するのはロマンチックウォリアーにはハード過ぎる。何カ月もドバイ、そして、サウジアラビアへと遠征した後で、『ハード過ぎる』という意見で(オーナーの)ピーター(ラウ氏)と私は一致しています」と説明した。

 4連覇がかかるクイーンエリザベス2世C、連覇がかかる安田記念への参戦を否定し、次走のドバイターフに全力投球の構えだ。

出典:日刊スポーツ