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【ドバイシーマC】フランスのカランダガンがブックメーカー1番人気に浮上!「満足のいく内容」

2025年03月21日 11:40

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 ドバイシーマC(G1、芝2410メートル、4月5日=メイダン)の想定出走馬が発表され、フランスのカランダガン(セン4、F・グラファール)に注目が集まっている。

 「ラドブロークス」社のオッズでは連覇を狙う地元ゴドルフィンのレベルスロマンスとカランダガンの2頭が単勝3・5倍で並び、3番人気はシンエンペラーの6・0倍。ダービー馬ダノンデサイルが9・0倍、香港ヴァーズ覇者のジアヴェロット、ドゥレッツァが11倍、チェルヴィニアが13倍、アルリファーが17倍となっている。

 高い評価を受けているカランダガンは昨年、日本で馬券発売された英インターナショナルSでシティオブトロイから1馬身差の2着に好走。同じ厩舎のゴリアットと同じでセン馬のため、凱旋門賞に出走資格を持たず、秋は英チャンピオンS2着でシーズンを終えている。

 同馬は20日、地元フランスのサンクルー競馬場でレースコースギャロップ(追い切り)に登場。前走まではパスキエ騎手が主戦を務めてきたが、この日は新たに「アガ・カーン」と主戦契約を結んだミカエル・バルザローナ騎手がまたがって、感触を確かめている。先行するリードホースを追い抜き、併走馬にも楽々先着する絶好の動き。ここまでは順調に調整が進んでいる印象で、カランダガンを単勝3・25倍で単独の1番人気に浮上させるブックメーカーも出てきた。

 パリチュルフ電子版によると、グラファール師は「満足のいく内容でしたし、ジョッキーも彼のパフォーマンスに満足していました」とコメント。ドバイ遠征するフランス調教馬は例年、3月上旬にシャンティイ競馬場でオールウエザーの条件戦をステップレースに使うことが多いが、今年はドバイワールドCデーが1週遅い開催。グラファール師は前哨戦を使わず、ドバイシーマCへ直行することになった理由を「本番までの間隔が空きすぎるため」と説明している。

出典:日刊スポーツ