【ドバイWC】ブックメーカーの前売り2番人気は「フォーエバーヤングと未対戦」の地元馬に…
2025年03月21日 12:00

ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、4月5日=メイダン)の想定出走馬が発表された。出走予定馬は10頭で、サウジCに続く海外G1連勝を狙うフォーエバーヤング(牡4、矢作)が絶対的な存在。20日時点で、欧州の大手ブックメーカー各社は同馬の単勝前売りオッズを1・57~1・8倍に設定し、断然の「1強」と見られている。
フォーエバーヤング以外の日本馬3頭とウォークオブスターズは前走のサウジCで大差をつけられており、発表された米国からの遠征馬4頭も大物は不在。ブックメーカー各社がフォーエバーヤングに次ぐ2番人気にしているのは、地元UAEの馬でフォーエバーヤングとは未対戦のインペリアルエンペラー(セン5、B・シーマー)だ。「bet365」は同馬の単勝前売りオッズを5・5倍、「ラドブロークス」は6・0倍に設定している。
2走前のG1アルマクトゥームチャレンジでは同じシーマー厩舎のウォークオブスターズに完敗し、実績的にも劣っている印象のインペリアルエンペラーだが、前走のG2アルマクトゥームクラシックを快勝した勢い、「フォーエバーヤングと未対戦」という未知の魅力が評価されている。