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​活躍馬続出のG2ルイジアナダービー、今年はティズタスティックが快勝

2025年03月24日 11:20

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 現地22日、米フェアグラウンズ競馬場でケンタッキーダービー路線のG2ルイジアナダービー(3歳、ダート9.5ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗のティズタスティックが快勝した。

 レースは1番人気の注目馬ジョンハンコックが先手を取り、3番枠から出たティズタスティックは周囲をうかがいつつ後方2番手に待機。第3コーナーからジョンハンコックがリードを広げ始めると、ティズタスティックも中段までポジションを上げていき、4番手で最後の直線へ。

 この時点でジョンハンコックは脚色が怪しく2番手に後退し、代わってビルトが先頭に。そこへティズタスティックが外から迫って差し切ると、共に上がってきたチャンクオブゴールドも振り切り、最後は2馬身1/4差の勝利を収めた。ジョンハンコックは4着に終わった。

 S.アスムッセン厩舎のティズタスティックはこの世代がファーストクロップのティズザロー産駒。ここまでは4回の重賞挑戦で勝ちきれずにいたが、前走のG2レベルステークス5着から見事な巻き返しでKYダービー路線に浮上してきた。

 近年のルイジアナダービー勝ち馬には後の活躍馬が多く、21年のホットロッドチャーリーはKYダービーとG1ベルモントステークスで2着後にG1ペンシルベニアダービーを制覇。22年のエピセンターもKYダービーとG1プリークネスステークスでの2着後にG1トラヴァーズステークスを勝利した。

 23年のキングズバーンズはクラシックこそ結果が出せなかったものの、4歳時にG1スティーブンフォスターステークスを制覇。24年のキャッチングフリーダムはKYダービー4着にプリークネスSで3着と善戦した。