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NZオークス、ライカルーシーが重賞5連勝で圧倒的に人気に応える

2025年03月26日 12:46

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 ニュージーランドオークス(3歳牝馬、芝2400m)が現地22日にトレンサム競馬場で15頭により争われ、単勝1.30倍の圧倒的人気に推されたライカルーシーが道中5、6番手を追走すると、3番人気ドバイゴールドとの追いくらべを0.4馬身差で制した。

 1番枠のライカルーシーは内ラチ沿いで先頭から5馬身ほどの位置をキープ。徐々に進出して迎えた最終コーナーでは進路を失いかけるも、1頭分のスペースをこじ開けるようにして直線に入り、4番手からスムーズに伸びるドバイゴールドの内に併せて追いくらべを制した。さらに1.3馬身差の3着には後方3番手から4番人気マイアッカベルが追い込んだ。

 ライカルーシーはR.パターソン調教師が管理するデインヒル系デリン産駒で、昨年11月6日にデビュー勝ち。2戦目で2着に敗れるも、3戦目のG3ユーロジーステークスから破竹の重賞5連勝で頂点を極めた。また、現役時代にはドゥームベン10000での3着が最高でG1未勝利の父デリンにとっても産駒初のG1制覇となった。

 ニュージーランド競馬公式の『loveracing.nz』によると、ライカルーシーのオーナーブリーダーはモーリス産駒のヒトツなども所有した豪州のO.ケイル氏に株を売却しており、今後についてはケイル氏の意向に委ねられると見通しを報じている。