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ロマンチックウォリアーのシャム師がサウジCを振り返る「ものすごい強敵と出会ってしまった」

2025年03月26日 13:19

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 香港ジョッキークラブは25日、ロマンチックウォリアー(セン7、C・シャム)を管理するダニー・シャム調教師(64)の最新のインタビュー動画をX(旧ツイッター)に投稿した。

 初めてのダート挑戦だったサウジC(2着)で日本のフォーエバーヤングと歴史的な名勝負を繰り広げた香港の最強馬。シャム師は質問に答える形で、ドバイターフ(G1、芝1800メートル、4月5日=メイダン)へ向けた現在の状態や主戦のジェームズ・マクドナルド騎手に対する信頼、また、サウジCで戦ったフォーエバーヤングへ向けた称賛の言葉、今後のプランを語っている。

「(ドバイターフへ向けては)サウジCを走った2日後にドバイへ輸送し、現在は助手が騎乗して毎朝の調教を行っています。ドバイ(メイダン)にはスイミングプールがあって、泳いで、走って、とてもいい状態です。馬体重は1157ポンド(約525キロ)を維持しています。芝のレース(ドバイターフ)は1800メートルで、距離については何の問題もないと思っていますし、個人的には芝の方が走りやすいと思っています。(マクドナルド騎手とのコンビについては)誰もがジェームズ・マクドナルドを知っています。彼は世界一のジョッキーですよ。彼はもっと成熟していくし、真剣に仕事をしてくれます。4月1日に芝を試走する予定です。彼は30日に到着して、メイダン競馬場の芝コースで最終確認を行う予定です。(サウジCを振り返って)ロマンチックウォリアーの前を4頭が走っていて、キックバックを受けなければいけませんでした。ジェームズ(マクドナルド騎手)は馬が気にしているのを感じたので、勝つための競馬をしました。ただ、私たちはダートでものすごい強敵と出会ってしまった。フォーエバーヤングです。彼(フォーエバーヤング)は本当にリスペクトできる相手でした。(ドバイの後の予定は)ロマンチックウォリアーはすでに中東に数カ月滞在しています。検疫のために香港へ戻り、5月11日に厩舎へ帰って、来シーズンまで休ませるつもりです。11月のG2ジョッキークラブカップを使って、12月の(4連覇がかかる)香港カップに向かうプランです。(そして)サウジアラビアへ戻り、もう1度、サウジCを走れればと思います」。

出典:日刊スポーツ