NEWS

ニュース

ニュース/コラム

​カーインライジングが11連勝、香港G2スプリントCを快勝

2025年03月31日 10:30

  • 友だち追加数

 現地30日、香港シャティン競馬場でG2スプリントカップ(芝1200m)が行われ、短距離王カーインライジングが盤石のレース運びで連勝を11に伸ばした。

 レースは古豪カリフォルニアスパングルがハナを奪い、カーインライジングは差のない2番手から。直線入り口で鞍上が仕掛けるとあっさり先頭に立ち、そのまま後続を突き放しての快勝だった。

 3馬身差の2着はヘリオスエクスプレス。同馬はこれで直近の6レースのうち5レースがカーインライジングの2着(残る1レースも3着)となり、今回は5ポンド(約2キロ)の斤量差という恩恵があったものの、またしても天敵の牙城を崩せなかった。

 D.ヘイズ厩舎のカーインライジングはシャムエクスプレス産駒の4歳セン馬。昨年末の香港スプリントから前走のクイーンズシルバージュビリーカップまでのG1での3連勝を含む破竹の11連勝となった。

 次走は香港スピードシリーズ最終戦で、勝てば500万香港ドル(約1億円)のボーナス獲得となる4月27日のG1チェアマンズスプリントプライズ。香港ジョッキークラブ公式サイトによると、ヘイズ調教師は「チェアマンズスプリントプライズが彼のグランドファイナル。一年を通じて掲げてきた目標であり、達成できれば完璧なシーズンとなる」と意気込みを語った。