現地5日にドバイのメイダン競馬場で行われるG1ドバイターフ（芝1800m）の枠順が確定し、香港最強馬のロマンチックウォリアーは11頭立ての9番枠に入った。

　初ダートだった前走のG1サウジカップではフォーエバーヤングとの激戦の末に2着に敗れたロマンチックウォリアーだが、芝レースでは香港カップ3連覇など実績十分。香港ジョッキークラブ公式サイトによると、主戦のJ.マクドナルド騎手は「サウジCの反動はないようだ。うまく立ち直っている」とコメント。

　マクドナルド騎手はサウジCについて「彼は全力を尽くした。彼の最高のパフォーマンスのひとつだと思う。3着に10馬身近く差をつけたのは驚異的で、私はこの馬をとても誇りに思う」と振り返り、「彼はプレッシャーのかかる状況で力を発揮する馬で、レースが厳しいほど調子が良くなるのは明らか」「サウジから後退したとは思っていない。いい走りを期待している」と続けた。