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​【アルクオーツスプリント】英国馬ビリービングがG1初制覇、ウインカーネリアンは2着

2025年04月07日 13:50

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 現地5日、ドバイのメイダン競馬場でG1アルクオーツスプリント(芝1200m)が行われ、W.ビュイック騎乗のビリービングが日本から参戦したウインカーネリアンらを下した。

 レースは好スタートを切ったウインカーネリアンが逃げ、ビリービングは中段に待機。日本から参戦のダノンマッキンリーも中段のラチ沿いに位置し、ピューロマジックはさらに後方からという展開に。

 残り400メートルからウインカーネリアンが仕掛けて後続を引き放しにかかるが、そこへ内からビリービングとリージョナルが猛追。ゴール前でウインカーネリアンを差し切ったビリービングに軍配が上がった。

 ウインカーネリアンは0.68馬身差の2着。さらに0.13馬身差の3着にリージョナルが続き、ダノンマッキンリーは4着、ピューロマジックは5着までだった。なお香港から参戦したハウディープイズユアラブはレース中に故障を発生して競走中止し、安楽死の処置が取られた。

 ビリービングは英国のG.ボーウィー厩舎が管理するメーマス産駒の5歳牝馬。昨年は愛G2サファイアステークスを勝ち、英G1ナンソープステークスと愛G1フライングファイブステークスで2着になるなど欧州の5ハロン路線で善戦を続けていた。今回は昨年10月の仏G1アベイドロンシャン賞3着以来のレースかつ実績の乏しい6ハロン戦だったが、待望のG1初制覇を果たした。