【UAEダービー】日本馬が4連覇、今年はアドマイヤデイトナが制す
2025年04月07日 15:35

現地5日、ドバイのメイダン競馬場でG2のUAEダービー(3歳、ダート1900m)が行われ、C.ルメール騎乗のアドマイヤデイトナが接戦を制し、日本調教馬の4連覇となった。
日本から参戦した4頭はアドマイヤデイトナが好スタートからラフィドと並ぶようにハナを争い、ドンインザムード、シンフォーエバー、ドラゴンはいずれも後方からに。馬群が詰まった第3コーナーからはアドマイヤデイトナとドンインザムード、英国調教馬のハートオブオナーが4番手以下を離して直線に入る。
三つ巴の競り合いは内のアドマイヤデイトナが直線半ばで抜け出し、最後はハートオブオナーと首の上げ下げに。わずか0.04馬身差でアドマイヤデイトナが勝利を手にした。最後に脱落したドンインザムードは3着。ドラゴンは6着で、米国からの参戦で注目されたフラッドゾーンは見せ場なく7着に終わった。
加藤征弘厩舎のアドマイヤデイトナはドレフォン産駒。2月のヒヤシンスステークスでは4着だったものの、初の海外遠征で重賞初制覇を果たした。なお日本調教馬は2022年のクラウンプライドからデルマソトガケ、フォーエバーヤング、そして今年のアドマイヤデイトナと同レース4連覇となった。