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ファンガールが1年半ぶりのG1勝ち、豪クイーンオブザターフSを鮮やかに制す

2025年04月13日 08:22

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 現地12日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1クイーンオブザターフステークス(3歳以上牝馬、芝1600m)は、単勝1.60倍の圧倒的人気に推されたファンガールが後方2番手から直線で馬群に突っ込み、ドンカスターマイル制覇から連闘の2番人気ステフィマグネティカに0.84馬身差をつけて快勝した。

 ファンガールは序盤からじっくり構えて11番手に収まると、直前でラチ沿いキープのアティシュ(3番人気)に併せるように直線に進入。ステフィマグネティカが中団のラチ沿いから外に切り替えて開いたスペースへ2頭で飛び込み、残り100mからアティシュを振り切る一方、ステフィマグネティカの追撃も封じた。

 ステフィマグネティカは外へ切り替えた際に先行勢が壁となって裏目。その間に先んじた2頭を懸命に追い掛けたものの、アティシュを際どく捕らえて2着(0.03馬身差)まで挽回するのが精一杯だった。

 C.ウォーラー調教師が管理するセブリング(父モアザンレディ)産駒のファンガールは、2023年10月の豪キングチャールズ3世ステークス以来となる4度目のG1制覇。重賞は2月のアポロステークスに続く通算8勝目とした。今回は同日のクイーンエリザベスステークスにも出馬登録し、枠順抽選後に取り消してこちらを選択していた。