2000ギニー路線の前哨戦にあたる現地16日の英G3クレイヴンステークスで3着だったアオモリシティーは、5月11日のG1仏2000ギニーに向かうことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　C.アップルビー厩舎のオアシスドリーム産駒アオモリシティーは、フランス生まれのゴドルフィン所有馬。2歳時に英G2ヴィンテージステークスを勝ち、米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフで3着。3歳初戦のクレイヴンSでは勝ったフィールドオブゴールドに4馬身近い差を付けられての3着だった。

　アップルビー調教師は『Racing TV』の取材に対し、「ウィル（ビュイック騎手）はゲートで立ち遅れたと言っていた」と敗因を説明。「その後はいいレースを展開してくれた。恐らく仏2000ギニーのようなレースを視野に入れることになるだろう」「1マイルの距離も問題ないだろうし、馬場が良ければいい勝負ができると思う」と今後の予定を語った。