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​香港G1クイーンエリザベス2世C参戦のゴリアット陣営、ビッグネーム不在も日本馬を警戒

2025年04月21日 12:30

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 昨年の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制し、秋にはG1ジャパンカップにも参戦した欧州の強豪ゴリアットが、現地27日にシャティン競馬場で行われる香港G1クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)に向けて順調に仕上がっているようだ。

 フランスのF.グラファール厩舎が管理する5歳セン馬のゴリアットは、昨年7月のキングジョージでG1初制覇。セン馬が秋の大一番である仏G1凱旋門賞に出られないことから、10月のG2コンセイユドパリ賞の勝利後は11月のジャパンCへ駒を進めて6着だった。

 今回はそれ以来の休み明けだが、香港ジョッキークラブの公式サイトによるとオーナーのJ.スチュワート氏は「彼はすでにシャティン入りし、絶好調のようだ」とコメント。「私は国際レースへの参戦を最優先としている。香港のファンは非常に情熱的で、彼らにゴリアットを見てもらう機会を提供するのはいいことだ」と語った。

 今年のクイーンエリザベス2世Cには同レース3連覇中の香港最強馬ロマンチックウォリアーは不在で、今月1日に豪G1タンクレッドステークスを勝って12日の豪G1クイーンエリザベスステークスでも2着と好走したドバイオナーも出走を回避。それでもスチュワート氏は「ビッグネームが出ないのは残念だが、それでも激しいレースになるだろう。日本の馬は常に本気だし、地元の馬にも敬意を払うべきだ」と続けている。

 なお同レースには日本からタスティエーラ、プログノーシス、リバティアイランドの3頭が出走を予定している。