クイーンエリザベス2世C（G1、芝2000メートル、27日＝シャティン）へ参戦するフランスのゴリアット（セン5、F・グラファール）に対し、早くも日本のファンから歓喜の声が上がっている。同馬は昨年、欧州の夏の最高峰、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスSを圧勝し、秋はジャパンCで来日。左後肢を高く上げる独特の歩様、「鶏跛（けいは）」が大きな話題となった。

　ゴリアットは19日に今年の始動戦へ向け、香港に到着。米国人馬主のジョン・スチュワート氏が馬運車から独特の歩様で降りてくる同馬の動画をX（旧ツイッター）に投稿すると、日本のファンは「相変わらずのゴリアットステップ」「鶏跛健在。可愛い」「ゴリアットくんの左後ろ足の鶏跛はやっぱりかわいい」「歩き方が最高に可愛い」「ゴリアットかわいすぎる」と喜びの投稿を連発している。

　すでに陣営は今年の秋の最大目標にジャパンC（G1、芝2400メートル、11月30日＝東京）を挙げており、2年連続の来日が視野に入っている状況。日本馬3頭と激突するクイーンエリザベス2世Cでどのような走りを見せるのか、世界が注目している。

出典：日刊スポーツ