現地6月7日に行われるG1英ダービーの第2回登録が行われ、今月6日に芝12ハロンの未勝利戦を勝ち上がったナイタイムダンサーが新たにエントリーした。

　ナイタイムダンサーはR.ハノン厩舎のガイヤース産駒で2戦1勝。3歳母の兄弟には3代父でもある名馬ドバイミレニアムがおり、その母であるコロラドダンサーのインブリード4×4となる。さらに母父シーザスターズの母アーバンシーも父ガイヤースの母系にガリレオを通じて入っており、アーバンシーのインブリード4×3も内包する興味深い血統構成となっている。

　全91頭の登録馬のうち、大手ブックメーカー『パディパワー』で前売り1番人気に推されているのは、英2000ギニーを調整遅れで回避して英G2ダンテステークスから再始動するザライオンインウィンター。2番人気のトウェイン、3番人気のドラクロワとエクスパンデッドを含め、上位5頭のうち4頭をA.オブライエン厩舎勢が占めている。

　種牡馬別ではトウェインの父でもあるウートンバセットが最多の12頭で、フランケルとドバウィが9頭で続いている。