ゴドルフィンは先週末、欧米クラシック4レースを全勝する快挙を達成。しかもそのうち3頭が自家生産馬だっただけに喜びもひとしおだ。

　まずは現地2日にケンタッキーオークスをグッドチアが制し、翌3日には英2000ギニーをルーリングコート、ケンタッキーダービーをソヴリンティが連勝。最後は4日の英1000ギニーをデザートフラワーが勝って快挙を締めくくった。このうちルーリングコートを除く3頭がゴドルフィンの自家生産馬だ。

　ダーレーのダルハムホールスタッドで生産責任者を務めるL.オルーク氏は「これはまさに人生を変えるような偉業」とコメント。中でもゴドルフィンの歴史に残る名馬ドバイミレニアムの血を引くナイトオブサンダー（父ドバウィ）がデザートフラワーを輩出したことを喜び、「彼はまだ若い種牡馬で、自身も英2000ギニーを勝っている。この日の影のヒーローである生産スタッフにとって、この上なく満足のいく結果だ」と語った。