仏パリロンシャン競馬場で現地4日に行われたG3エドヴィル賞（4歳以上、芝2400m）は、道中2、3番手を追走した4番人気のアローイーグルが直線で追い出しを待たされるも、背後から先に抜け出した3番人気シバイアンを差し返す形で快勝した（1馬身差）。

　さらに3/4馬身差の3着には最後方の6番手から1番人気のセヴェナズナイトが続き、2番人気のジュンコは押し出されるように逃げる格好になり4着に終わった。

　アローイーグルはJC.ルジェ調教師が管理するグレンイーグルス（父ガリレオ）産駒の4歳牡馬で、半兄に無敗で凱旋門賞を制したエースインパクトを持つ良血。昨年1月からデビュー2連勝して4月の3戦目は条件戦でソジーに1馬身1/2差の2着、次戦の仏ダービーでは10着に敗れたが、4カ月の休養を経て1月から始動した今年は無傷の3連勝で重賞初制覇（通算9戦5勝）としている。