前走大敗のプライドオブジェニが復活勝利、久々のG1制覇へ前進
2025年05月08日 12:40

昨季の豪年度代表馬プライドオブジェニが現地3日のリステッド(芝1600m)に出走し、61キロの斤量を背負いながら快勝。次走のG1ドゥームベンカップ(5月24日、芝2000m)に向けて軌道修正に成功した。
昨季はクイーンエリザベスステークスなどG1を3勝したプライドオブジェニだが、昨年10月のG1コックスプレート8着、G1カンタラステークス11着と大敗が続き、いったんは引退を表明。それを撤回して現役を続行し、今年3月のG2ピーターヤングステークスを勝ったが、前走のG1オーストラリアンカップでまたも9着と完敗を喫していた。
豪競馬メディア『racing.com』によると共同オーナーのT.オットーブレ氏は「彼女が戻ってきてくれて本当に嬉しい」とコメント。「少し調子が上向いてきたが、ドゥームベンカップではさらに良い結果が期待できるだろう」と語り、2024年4月のクイーンエリザベスステークス以来となるG1制覇に期待を寄せていた。