イリノイが英G3オーモンドS快勝、次走は英G1コロネーションCか
2025年05月10日 10:59

現地8日、英チェスター競馬場でG3オーモンドステークス(芝13.5ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のイリノイが圧倒的な1番人気に応えた。
ゆったりとしたペースのレースで、イリノイは逃げるアルカリームからやや離れた2番手を追走。残り約3ハロンでペースを上げていくと、コーナーで外に膨れたアルカリームの内を突いて一気に先頭へ。直線では再びアルカリームが追いすがってきたが、これを1馬身1/4差で振り切った。
A.オブライエン厩舎のイリノイはガリレオ産駒の4歳馬。昨年はロイヤルアスコット開催での英G2クイーンズヴァーズを制し、G1パリ大賞とG1英セントレジャーで2着。シーズン最終戦の仏G2ショードネイ賞を勝って休養に入っており、今季初戦のここも勝って重賞2連勝となった。
英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン調教師は今後について、距離短縮して12ハロンの英G1コロネーションカップに向かう可能性は十分あると語った。