現地10月5日に行われる仏G1凱旋門賞の登録馬78頭がフランスの競馬統括機関フランスギャロから発表。日本からは2年連続の参戦を目指すシンエンペラーなど6頭がエントリーした。

　日本から登録があったのは、昨年の凱旋門賞で12着だったシンエンペラーをはじめ、昨年のG1ホープフルステークス勝ち馬で今年の皐月賞では2着だったクロワデュノール、昨年の有馬記念を制した牝馬のレガレイラ、皐月賞8着の3歳馬アロヒアリイ、今年のG1天皇賞（春）を制したへデントール、同2着のビザンチンドリームの6頭。

　昨年の凱旋門賞の上位馬からは、2着アヴァンチュール、3着ロスアンゼルス、4着ソジー、5着セヴェナズナイトが揃って登録（1着ブルーストッキングは引退済み）。大手ブックメーカー『ラドブロークス』と『コーラル』で前売り1番人気のスタディオブマン産駒カルパナも名を連ねた。

　3歳世代からは、英ダービー有力候補のザライオンインウィンターやドラクロワ、英2000ギニー馬ルーリングコート、仏1000ギニー馬ザリガナなどが登録しているが、英1000ギニーを無敗で制したデザートフラワーの名前はなかった。

　調教国別で見ると最多は英国の28頭で、地元のフランスは26頭。アイルランドが13頭で続き、日本の6頭、ドイツの5頭となっている。