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「フランス調教馬はわずか26頭」「驚きは…」「日本からは…」地元紙が凱旋門賞の登録馬を紹介

2025年05月15日 12:51

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 凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)の登録馬が14日に発表され、地元フランスの「パリチュルフ」電子版がその顔ぶれを紹介している。

 地元勢については、「78頭が登録を行い、フランスで調教されている馬はわずか26頭(昨年は34頭)です」と伝え、グラファール厩舎や凱旋門賞最多勝を誇るファーブル厩舎が6頭ずつ登録していること、昨年2着のアヴァンチュールが登録したことを紹介。

 英国勢ではゴドルフィン所有で英1000ギニーを5戦無敗で制し、前売り人気で名前の挙がっていた3歳牝馬デザートフラワーが登録を行わなかったこと、その結果、カルパナとアヴァンチュールがブックメーカーの人気上位を形成していることを伝えている。

 アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎は8頭を登録。「トウェインやザライオンインウィンターの名前はあるが、プールデッセデプーラン(仏2000ギニー)を制したアンリマティスは登録していません。驚きというか、残念な驚きは、今シーズンの目標の1つに挙げられていたのにかかわらず、キプリオスが登録を行っていないことです」と、長距離路線で絶対的な強さを誇っているキプリオスの登録がなかったことを強調している。

 日本馬についても「日本からは6頭が来る可能性があります。(ソットサスの弟)シンエンペラーがふたたび挑戦する可能性は十分あり、有馬記念覇者レガレイラも欧州へやってくるかもしれません」と期待を寄せている。

出典:日刊スポーツ