英G2ミドルトンフィリーズS、シーザファイアが12馬身差の圧勝
2025年05月16日 12:01

現地15日、英ヨーク競馬場でG2ミドルトンフィリーズステークス(4歳以上牝馬、芝10.5ハロン)が行われ、O.マーフィー騎乗のシーザファイアが12馬身差の圧勝を見せた。
後方2番手からのレースとなったシーザファイアはじっくりと機を伺い、直線では持ったままポジションを上げていく。満を持して鞍上が追い出すと後続との差はぐんぐんと広がり、2着のビューティフルラブ以下を全く寄せ付けなかった。
A.ボールディング厩舎のシーザファイアはシーザスターズ産駒の4歳馬。G1では昨年のナッソーステークス2着など善戦どまりが続いていたが、G2の今回は昨年8月の英G3ストレンソールステークス以来の重賞2勝目を手にした。
英競馬メディア『At The Races』によると、ボールディング調教師は今後について7月末のナッソーSに向かい、うまくいけば8月の英インターナショナルステークスのためにヨーク競馬場に戻ることを検討すると語った。
なおシーザファイアの母アラビアンクイーンは、2015年の英インターナショナルSで同年の英ダービー馬にして後の凱旋門賞馬ゴールデンホーンを人気薄ながら撃破する大金星を挙げている。