【プリークネスS】「サンデーサイレンス、イージーゴアを思い出す」ジャーナリズム調教師は感慨
2025年05月19日 13:35

<プリークネスS>◇17日(日本時間18日)=ピムリコ(米国)◇G1◇ダート1900メートル◇3歳◇出走9頭◇1着賞金120万ドル(約1億7500万円)
米3冠競走の2冠目、今年のプリークネスSは第150回の記念開催だった。舞台となっているメリーランド州のボルティモアにあるピムリコ競馬場は「オールド・ヒルトップ」の愛称を持つ古い競馬場。これから改修工事に入り、来年の第151回開催はローレルパーク競馬場で代替開催される。27年には工事を終え、新しくなったピムリコ競馬場で再びプリークネスSが行われる予定になっている。
レース後の記者会見で勝ったジャーナリズム(牡3)を管理するマイケル・マッカーシー調教師は「オールド・ヒルトップ」で行われた最後のプリークネスS制覇の感想を問われ、「ここは歴史の宝庫です。この競馬場を走ってきた優秀な馬たちの中で、私はサンデーサイレンスとイージーゴアを最初に思い出します。あの日、どこであのレースを見ていたのかを覚えています」と89年のプリークネスSで激闘を演じた2頭の名前を挙げた。
マッカーシー師は「この場所がなくなってしまうのは残念ですが、どこで行われるにせよ、また、このプリークネスSに戻ってこられるように頑張ります」と前を向き、「ファンとして競馬を見始めた頃を思い出します。サンデーサイレンス、イージーゴア、そして、この地を駆け抜けてきた偉大な馬たち、偉大な競走馬たちを。そして、キャリアを通じて出会った多くの人々を思い出します」と感慨深げに語った。