英G2テンプルSはムゲーラが快勝、次走はキングチャールズ3世S
2025年05月25日 09:34

英ヘイドック競馬場で現地24日に行われたG2テンプルステークス(3歳以上、芝5ハロン)は、W.ビュイック騎乗の6番人気ムゲーラが煽り気味の発馬で最後列からの追走となるも、外ラチ沿いキープで迎えた終盤に反対の内側で粘る5番人気シーズクオリティを差し切った(1/2馬身差)。
さらに1/2馬身差の3着には勝ち馬の前方で2列目を追走した7番人気のワシントンハイツが続き、前走G3勝ちで1番人気のラムスターはコース中央付近で2列目につけるも伸び切れず6着に完敗した。
ムゲーラはズースター産駒の5歳牝馬で、4月末から作曲家のA.ロイド・ウェバー氏とA.ミッチェル氏が共同所有。それとともにフランスのM.スカンデララカイユ厩舎からE.ウォーカー調教師の元へ移籍し、5月11日にG3サンジョルジュ賞でさっそく重賞初制覇を飾り連勝とした。
ウォーカー師は英競馬メディア『racingpost.com』などに対し、ムゲーラの次戦をロイヤルアスコット開催のG1キングチャールズ3世ステークスと明言。「パリロンシャンやヨークも彼女には理想的な馬場。ナンソープ(ステークス)では勝機があると思う」とコメントしている。