NEWS

ニュース

ニュース/コラム

3歳馬が絶好調のゴドルフィン、英G2サンディレーンSもシンボルオブオナーが制す

2025年05月28日 12:17

  • 友だち追加数

 現地24日、英ヘイドック競馬場でG2サンディレーンステークス(3歳、芝6ハロン)が9頭により争われ、W.ビュイック騎乗の1番人気シンボルオブオナーが出遅れて最後列からの追走となるも、残り1ハロンで先頭に並ぶと中位から伸びる7番人気アラビアンダスクとの競り合いを短アタマ差で制した。

 さらに3/4馬身差の3着には5番人気のファーストインスティンクトが続き、2番人気のアリゾナブレイズは勝ち馬の前で隊列を先導するも6着に敗れた。

 シンボルオブオナーはC.アップルビー調教師が管理するハヴァナグレー産駒のセン馬でゴドルフィンの所有。半兄には2021年のG1コモンウェルスカップで1位入線から2着に降着となったドラゴンシンボルがいる。2歳時は5戦1勝も明け3歳の今年は1月からメイダン開催で2連勝し、今回は5月17日のリステッド勝ちから連闘で重賞初制覇とした。

 英競馬メディア『racingtv.com』などによると、セン馬のシンボルオブオナーにはコモンウェルスCの出走資格がなく、アップルビー厩舎の助手は「ひと息入れさせるつもりだ。冬はドバイにいたし、究極的にはドバイへ戻るべき馬だからね」「ジュライカップに登録があるが、これから様子を見る」とコメントしている。

 なお、大手ブックメーカー『パディパワー』はジュライCにおけるシンボルオブオナーの前売りオッズを8倍としている。