サンリーがデビュー3連勝で仏G3ロワイヨーモン賞を快勝、愛オークス参戦も
2025年06月03日 13:05

現地1日、仏シャンティイ競馬場でG3ロワイヨーモン賞(3歳牝馬、芝2400m)が行われ、C.スミヨン騎乗のサンリーが圧倒的な1番人気に応えて無敗をキープした。
ほぼ一団で進む馬群の後方3番手で進んだサンリーは、直線残り400メートルで満を持してスパート。200メートル付近で先頭に立つとセーフティーリードを築き、2着のインダリモスに2馬身半差の快勝を収めた。
F.グラファール厩舎のサンリーはナイトオブサンダー産駒。母サフューズドは北米の芝重賞を3勝した活躍馬で、近親には英セントレジャー馬ロジシャンや米G1ダイアナステークスを連覇したホワイトビームなどがいる。自身は4月のデビューから無傷の3連勝での重賞初制覇となった。
ジャドモントの欧州レーシングマネージャーを務めるB.マホン氏は『スカイスポーツ・レーシング』に対し、「うまくいけば(ロイヤルアスコット開催でのG2)リブルスデールステークス、もう少し時間が必要であれば(7月のG1)愛オークスに出られる。少し後にはフランスでもレースがあり、選択肢は豊富だ」と将来に期待を寄せていた。