フランスのパリロンシャン競馬場で8日に行われるG3、ラクープ（芝2000メートル）の出走馬と枠順が6日に確定し、昨年のキングジョージ6世＆クイーンエリザベスS覇者、ゴリアット（セン5、F・グラファール）の出走が決まった。鞍上はクリストフ・スミヨン騎手で7頭立ての3番枠からスタートする。同馬はジャパンC6着以来だった今季始動戦のクイーンエリザベス2世C（香港）でまさかの9着惨敗。地元のG3で再起を期すことになる。

　注目は“ジャパンC出走馬対決”だ。ゴリアットのライバルとなるのが、23年のジャパンCに出走（9着）したイレジン（セン8、J・ゴーヴァン）。マリー・ヴェロン騎手とのコンビで大外7番枠からスタートする。地元の競馬メディア「パリチュルフ」電子版は管理するジャン・ピエール・ゴーヴァン調教師のコメントを伝えており、ゴーヴァン師はゴリアットとの対戦について、「素晴らしいレースになるでしょう。私たちが彼に勝つことになるので（笑）」と期待を語っている。

出典：日刊スポーツ