豪オークスで3着のユーワン、クイーンズランドオークスで雪辱のG1初制覇
2025年06月11日 12:45

豪G1クイーンズランドオークス(3歳牝馬、芝2200m)がイーグルファーム競馬場で現地7日に18頭により争われ、7番人気のユーワンが抜群のスタートから好位に控えると、馬群の中から迎えた直線でピニート(2番人気タイ)との追いくらべに0.11馬身差で競り勝った。
ユーワンは逃げも打てそうな発馬から5番手に控えて流れに乗ると、最終コーナーへと脚を溜めながら馬群に潜り込んで直線に突入。スムーズに抜け出して大外から追い込むピニートを迎え撃ち、100m余りの一騎打ちを制した。
さらに0.68馬身差の3着に中団のラチ沿いから勝ち馬の後ろに続いた4番人気ベナギルが続き、もう1頭の2番人気ムービンアウトは4着。1番人気のフィリアは2番手追走から伸びを欠き8着に敗れた。
ユーワンはK.リース調教師が管理するソーユーシンク産駒でこれが重賞初制覇。豪オークス前哨戦のG3エイドリアンノックスステークスと本番ではともに3着に終わり、その後はリステッドのマイル戦で10着、今回の前哨戦に当たるG2ザローゼスでもフィリアの5着に敗れていた。