新たなセン馬の星が誕生、アミロックが5連勝でキングエドワード7世S制す
2025年06月21日 12:06

現地20日、英ロイヤルアスコット開催でG2キングエドワード7世ステークス(3歳牡馬・セン馬、芝12ハロン)が行われ、R.ライアン騎乗のアミロックがデビューからの連勝を5に伸ばした。
2番手の好位に付けたアミロックは残り3ハロンから進出を開始。2ハロン過ぎで先頭に立つとゴール前では2番人気のザーランに迫られたものの、3/4馬身差で振り切った。
R.ベケット厩舎のアミロックはポストポンド産駒のセン馬。2歳時はオールウェザーで2連勝し、今年は芝レースで距離を伸ばしながら重賞初制覇にこぎつけた。
競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、ベケット調教師は速い馬場に不安を感じていたと言い、ライアン騎手も「ああいう馬場にはあまり慣れていなかったので、それが唯一の懸念点だった」とレース後に語ったが、アミロックはそれを克服。今後についてベケット師は「時計のかかる馬場ならどんな相手も恐れない。来月のキングジョージで馬場がソフトになっていたら、きっとここにいるはずだ」と話している。