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イタリアオークスで社台ファーム吉田照哉代表のクラインが牝馬2冠!2着に7馬身差の大楽勝

2025年06月23日 14:35

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<イタリアオークス>◇22日=サンシーロ(ミラノ)◇G2◇芝2100メートル◇3歳牝◇出走13頭

 社台ファームの吉田照哉代表が所有するクライン(牝3、E・ボッティ、父メイクビリーヴ)が断然人気に応え、2着ピンクブラックに7馬身差をつけて快勝した。

 鞍上はクリスチャン・デムーロ騎手で勝ちタイムは2分8秒20。イタリア1000ギニーに続き、牝馬2冠達成となった。

 9番ゲートからスピードの違いでハナに立ったクラインは絶好の手応えで直線を向き、馬場の真ん中を独走。残り100メートルからは流しながらゴールする大楽勝だった。

 クラインはアイルランド生まれのイタリア調教馬。母の半兄に05年のイタリアダービー馬デシーカがいる。4月に行われたG3イタリア1000ギニーを2着に6馬身差で圧勝し、2日に行われたG2イタリアダービーは勝ち馬から1馬身半差の4着だった。今回のレース前に吉田照哉オーナーの名義に変わっている(吉田照哉氏は21年にトウキョウゴールドでイタリアダービー制覇)。

 クリスチャン・デムーロ騎手はイタリアオークス初勝利。日本人馬主は23年にノーザンファームの吉田勝己代表がシャバーサナで勝利を挙げている。

出典:日刊スポーツ