現地22日、香港シャティン競馬場でG3プレミアプレート（ハンデキャップ、芝1800m）が行われ、8歳の古豪ビューティージョイが今季の香港ダービー馬キャップフェラらを豪快に差し切った。

　ビューティージョイは後方2番手に控え、最終コーナーでは先行勢の外に持ち出してスパート。残り200メートル付近からの伸び脚が目覚ましく、一気に先頭まで突き抜けてキャップフェラに1馬身1/4差をつけての勝利となった。

　セブリング産駒の8歳セン馬ビューティージョイは昨年4月のG2チェアマンズトロフィー以来の白星。今年は凡走が続いていたが、1年2カ月ぶりの勝利で健在をアピールした。香港ジョッキークラブの公式サイトによると、A.クルーズ調教師は「彼が健康である限り、私たちも頑張り続ける」と語り、来季も現役続行の意向を示している。