ゴリアットはキングジョージ連覇を断念か、8月にアメリカ遠征の可能性が浮上
2025年07月09日 13:05

6月29日のG1サンクルー大賞で最下位に敗れたゴリアットが、連覇の懸かるG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを回避し、アメリカへ遠征する可能性が浮上した。英競馬メディア『attheraces.com』などが報じている。
昨年のキングジョージで波乱を呼び、一躍注目の存在となったゴリアットだが、今年は香港のG1クイーンエリザベス2世カップで始動するも9着に惨敗、2戦目こそG3ラクープを貫禄勝ちしたものの、3戦目の前走はサンクルー大賞で最下位の5着に終わるなど不安定な結果が続いている。
ただ、サンクルー大賞についてはF.グラファール調教師が「レース後の血液検査の結果が芳しくなかったから力を発揮できなかった原因が分かった。彼にふさわしくない日だったのさ」と敗因を明かし、結果を度外視する意向。
そして、ゴリアットの状態次第と注文をつけつつ「今のところプランは保留だが、ジョン(スチュワート氏=馬主)にはコロニアルダウンズ(アーリントンミリオン)へ行かせる考えがある。悪くないアイデアだし、ジョンと話し合ってみるよ」と、検討に値する選択肢であることを明かしている。