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C.キーン騎手が14日間の騎乗停止、サセックスSのフィールドオブゴールドは乗り替わり

2025年07月09日 13:10

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 6月にジャドモントと主戦契約を結んだばかりのC.キーン騎手が、先週のレースでムチの使用ルールに抵触。現地8日の裁定で開催14日間の騎乗停止処分が決定した。期間は722日から84日までで、726日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、サッセクスステークス(730日)などが行われるグロリアス・グッドウッド開催が該当。フィールドオブゴールドがサセックスSに出走する場合に騎乗できなくなった。

 キーン騎手はG1エクリプスステークス(5日)の前日にサンダウン競馬場で騎乗した際、ジャドモントが所有する1番人気のウィンドロードでリステッド競走に勝利するも、制限を2回超える8回のムチを使用。違反したレースが上級のクラス1だったこともあって制裁は2倍となり、350ポンド(約7万円)の過怠金も科された。

 英競馬メディア『racingpost.com』によると、キーン騎手は騎乗停止が見込まれる事態となった5日に「自分以外の誰かを責めることはできない。学習の過程ということさ。我々は直線で8回使ったし、それまでにムチを何回使っていたかなんて分からない。でも、それがルールだからね」と非を認めていた。

 キーン騎手の騎乗停止によりジャドモントは代役が必要となったが、今シーズンのジャドモントがキーン騎手の次に起用しているのがO.マーフィー騎手で、G1ロッキンジステークス(リードアーティスト)を含む115勝。昨年の凱旋門賞をブルーストッキングで制したR.ライアン騎手が9戦で続く。K.シューマーク騎手も9戦で並んでいるものの、JT.ゴスデン厩舎に優先起用されなくなったため、フィールドオブゴールドの鞍上に戻れるかは疑わしいと評している。