ザライオンインウィンターの次走はジャックルマロワ賞、アスコリピチェーノと対戦へ
2025年07月16日 13:25

今年の英ダービーで前売り1番人気に推されるなど、クラシック戦線で2歳時から主役級の扱いを受けるも無冠が続いているザライオンインウィンターの次戦が、日本からアスコリピチェーノも遠征予定の仏G1ジャックルマロワ賞(8月17日)に決まった。
ザライオンインウィンターは2歳8月のエイコムステークス勝ちを機に英2000ギニーやダービーの前売り1番人気に推され続けてきた。しかし、3歳始動前の一頓挫で2000ギニーを回避すると、ダービートライアルのダンテステークス惨敗から臨んだ本番でも14着に大敗。距離を大きく短縮した前走のジャンプラ賞では僅差の3着に巻き返したものの、いまだG1のタイトルを手にできていない。
英競馬メディア『attheraces.com』などによると、A.オブライエン厩舎のC.アームストロング氏は「彼が昨年示したすべての将来性を思えば、軌道に戻すことができてうれしかった」とジャンプラ賞の内容を評価。レース後の状態も良く、次戦でジャックルマロワ賞参戦を明言した。
「彼は1マイル半(2400m)から先週に7ハロンへ距離を短縮してすぐに適応した」「ジャックルマロワ賞で1マイルに距離を延ばすのは彼に合うはずだ」と期待を寄せている。