英愛のダービーでいずれも善戦した3歳馬レイジーグリフの陣営が、宿敵ランボーンとの4度目の対戦に向けてローテーションを決めかねているようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　C.ジョンストン厩舎のプロテクショニスト産駒レイジーグリフは、英ダービーで2着、愛ダービーでも3着と善戦。しかしいずれも勝ったランボーンには3馬身以上の差を付けられており、5月の英G3チェスターヴァーズ2着を含めるとランボーンには3連敗を喫している。

　ランボーンとレイジーグリフはいずれも9月のG1英セントレジャーに登録しており、大手ブックメーカー『パディパワー』の前売りではでランボーンが2.8倍、レイジーグリフは8倍のオッズとなっている。

　ジョンストン調教師は「何をするにしてもセントレジャーを軸にしていくことは間違いない」とし、「今年はあと2回は出走させたい。問題はセントレジャーの前にひと叩きするか、セントレジャーに直行してシーズン終盤にもう一戦するかだ。その点については話し合う必要がある」と語っている。