キングジョージ2着のカルパナ、凱旋門賞から逆算でローテ構築
2025年07月28日 11:50

現地26日に行われた英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで紅一点ながら勝ち馬カランダガンから1馬身差の2着と好走したカルパナ。A.ボールディング調教師は今後について、10月の仏G1凱旋門賞を軸に検討していく構えを示した。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
ボールディング調教師はキングジョージの内容を「キャリア最高の走りだったと思う」と絶賛。「(8月の英G1)ヨークシャーオークスに登録しているが今日は厳しいレースだったので、(ローテーションは)凱旋門賞から逆算する」と語った。
さらに同師は「(9月の仏G1)ヴェルメイユ賞に向かう可能性はある。ただし今年はまだ勝っていないので、(9月の英G3)セプテンバーステークスに楽な斤量で出られるかもしれない」とコメント。凱旋門賞と同距離・同コースの前哨戦にあたる牝馬限定G1か、昨年も出走して勝利し、G1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス制覇につなげたオールウェザー戦に言及した。
ちなみにセプテンバーSは2018年に同じ牝馬のエネイブルが凱旋門賞制覇への叩き台としている。