海外G1で2着4回のプログノーシスが引退、種牡馬入りへ 右前脚種子骨じん帯炎が判明
2025年07月28日 15:00

重賞3勝のプログノーシス(牡7、中内田)が種子骨の靱帯(じんたい)炎で現役を引退して種牡馬となることが決まった。
所有する社台レースホースが28日、公式サイトで発表した。けい養先はブリーダーズスタリオンステーションで調整しているという。
香港クイーンエリザベス2世Cで3年連続の2着に敗れた後は、検疫を経て宮城県の山元トレセンで調整されていた。6月下旬に両前脚にむくみが見られ、先週末に症状が長引いた右前脚のエコー検査を実施したところ、種子骨の靱帯(じんたい)に炎症が見つかったという。関係者で協議して引退が決まった。
21年3月にデビューして、23、24年金鯱賞、23年札幌記念の重賞3勝を挙げた。G1には国内外ともに手が届かなかったが、クイーンエリザベス2世Cに加えて昨年10月の豪コックスプレートでも2着に入り、海外G1で2着4回と健闘した。通算成績は19戦7勝(うち海外5戦0勝)。