【ジャックルマロワ賞】「今夏3頭目の日本馬」アスコリピチェーノがフランス・シャンティイ到着
2025年08月07日 18:30

フランスのジャックルマロワ賞(G1、芝直線1600メートル、17日=ドーヴィル)に出走するアスコリピチェーノ(牝4、黒岩)が現地時間6日午後10時15分(日本時間7日午前5時15分)に滞在するシャンティイへ到着した。
5日夜に成田空港を出発し、韓国の仁川を経由して、ドイツのフランクフルト国際空港へ。そこから馬運車で陸路国境を越え、シャンティイ入りしている。輸送時間は31時間余りの旅程だった。鈴木助手は「長時間の輸送となりましたが、前回サウジアラビアに遠征した時と同じような感じで、いつも通りのコンディションを保てていると思います」と報告した。
フランスギャロは公式のXアカウントで馬運車から降り、馬房へ入るアスコリピチェーノの動画を投稿。「アスコリピチェーノは今夏にドーヴィルで走る3頭目の日本馬です。彼女はジャックルマロワ賞でクリストフ・ルメールとコンビを組む予定です」と紹介している。フランス最大の「競馬の街」シャンティイにはすでに同じジャックルマロワ賞に出走予定のゴートゥファースト(牡5、新谷)、16日に行われるG2ギヨームドルナノ賞に出走予定のアロヒアリイ(牡3、田中博)が到着し、調整を開始している。