休養で立て直したダンシングジェミナイ、ジャックルマロワ賞に参戦へ
2025年08月13日 13:10

今春に欧州マイル路線で好走していたダンシングジェミナイが、日本からアスコリピチェーノとゴートゥファーストが出走する現地17日の仏G1ジャックルマロワ賞に参戦することを陣営が明言した。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
R.ティール厩舎のダンシングジェミナイはキャメロット産駒の4歳馬。3歳時にG1仏2000ギニー2着があり、今年は4月の英G2ベット365マイルを勝ち、5月には英G1ロッキンジステークスで2着に入った。ただし6月の英G1クイーンアンステークスでは8着に終わり、今回は一息入れて立て直しての一戦となる。
ティール調教師は「彼の状態はとてもよく、満足している。次はジャックルマロワ賞に出る予定だ」とコメント。「(クイーンアンSは)G1にしてはかなりペースが遅く、最後はスプリント勝負になってしまった。ロッキンジSでの厳しいレースと、スローペースが重なったのだろう」「今年4戦目とかなり立て込んでもいた」と前走の敗因を分析し、「その後は少し休ませることができてよかった。リフレッシュできたので、また調子を取り戻してほしい」と続けた。