英インターナショナルSを圧勝した英国のオンブズマン（牡4、J＆T・ゴスデン）はフランスの凱旋門賞（G1、芝2400メートル、10月5日＝パリロンシャン）には出走しないことを管理するジョン・ゴスデン調教師が明らかにした。

　レーシングポスト電子版が26日、伝えている。ゴスデン師は「マイルアンドクォーター（2000メートル）にこだわる」と今後の方針を語っており、愛チャンピオンS（G1、芝2000メートル、9月13日＝レパーズタウン）、英チャンピオンS（G1、芝1990メートル、10月18日＝アスコット）などが目標になる。

　オンブズマンはゴドルフィンが所有し、英国のJ＆T・ゴスデン厩舎が管理。今年に入り、ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSでG1初制覇。エクリプスSは2着惜敗だったものの、先日のインターナショナルSは2着ドラクロワに3馬身半差の圧勝でG1・2勝目を挙げた。凱旋門賞に出走しない可能性が高まったため、多くのブックメーカーの凱旋門賞へ向けた前売りからオンブズマンの名前が消えている。

出典：日刊スポーツ