【ムーランドロンシャン賞】「パーシカはペースメーカーではない。2頭とも全力尽くす」陣営明言
2025年09月07日 18:38

フランスのパリロンシャン競馬場で7日にムーランドロンシャン賞(G1、芝1600メートル)が行われる。
ロザリオン(牡4)とパーシカ(牡4)の2頭出しになる英国のリチャード・ハノン調教師はパーシカについて、「ペースメーカーとしてここにいるわけではない。2頭とも全力を尽くすつもりです」とロザリオンのペースメーカー役であることを否定した。6日、レーシングポスト電子版が伝えている。
パーシカは5月のロッキンジSで同じ厩舎のロザリオンと一緒に走り、最下位8着。前走はグッドウッドのG2セレブレーションマイルを走って、6頭立てで6着に敗れ、実績面では劣っている。ただ、ハノン師は「パーシカは大敗してもすぐに巻き返します。これまでのキャリアがそうだし、決して弱い馬ではありません」と評価。今年に入り、G3を2勝し、今回は名手ウィリアム・ビュイックを起用してきただけに、大駆けがあっても驚けない。