「応援の声が届いた」「アロヒアリイを購入するときからの目標」凱旋門賞へ鈴木剛史オーナー語る
2025年09月09日 17:50

フランスギャロは9日、公式X(旧ツイッター)アカウントでアロヒアリイ(牡3、田中博)を所有する鈴木剛史オーナーのインタビュー動画を公開した。アロヒアリイはドーヴィル競馬場のG2ギヨームドルナノ賞を快勝し、目標とする凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)へ向けて調整されている。
インタビュー動画は「ギヨームドルナノ賞という大きなステップを経て、アロヒアリイは10月5日にカタール凱旋門賞に出走します。馬主の鈴木鈴木剛史氏が、彼の野望とチャンピオンについて語ります」というメッセージとともに公開。鈴木オーナーはギヨームドルナノ賞の勝利について、「昔からフランスの競馬にあこがれていたので、経験できて、出走できるだけでハッピーですけど、勝たせていただいたので、本当に幸せです。レース前は緊張しまして、不安で、初めての場所なので、まだ若い3歳の馬ですし、ちゃんと力を発揮できるのかなという不安がありましたけど、クリストフがうまく導いてくれて、しっかり走って力を出し切ってくれたので、ホッとしたとともにとてもうれしい気持ちです」と振り返った。
凱旋門賞へ向けては、「Xを見ても、たくさんの応援の声が届いてましたので、勝った後もたくさんファンがコメントしてくれてうれしかったですし、一気に知名度も上がったと思います。(凱旋門賞は)当初からの大目標ですし、アロヒアリイを購入するときからの目標ですので、本当に挑戦できると思うのでとても楽しみですし、また緊張しています」と謙虚に意気込みを語っている。
アロヒアリイは父がドゥラメンテ、母がエスポワール、母の父が12、13年に凱旋門賞2年連続2着のオルフェーヴルという血統。大手ブックメーカーの単勝前売りオッズではコーラル社が15倍で6番人気タイの高い評価を与えている。