愛G1フライングファイブS、アリゾナブレイズが待望のG1初制覇
2025年09月16日 12:15

現地14日、愛カラ競馬場でG1フライングファイブステークス(芝5ハロン)が行われ、D.イーガン騎乗の3歳馬アリゾナブレイズが歴戦の古馬たちを蹴散らした。
アリゾナブレイズは同じ勝負服のブカネロフェルテを見る形で3番手を追走。残り1ハロン手前で先頭に立つと、し烈な2番手争いを尻目に1馬身のリードを保ったままゴールを駆け抜けた。
2着争いは伏兵ナイトアイズが制し、さらにアタマ差の3着にブカネロフェルテ。8月の英G1ナンソープステークスを制したオーストラリアからの遠征馬アスフォーラは、見せ場を作れないまま7着に沈んだ。
A.マレー厩舎のアリゾナブレイズはセルゲイプロコフィエフ産駒。昨秋の米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリント、今年のロイヤルアスコット開催での英G1コモンウェルスカップでいずれも2着とあと一歩届かず、前走のナンソープSは11着と惨敗していたが、今回は好位から押し切る好内容で待望のG1初制覇を果たした。