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【凱旋門賞】「大きな衝撃」アロヒアリイが本番のパリロンシャン競馬場を試走「期待通りの走り」

2025年09月16日 12:45

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 フランス・ドーヴィルのギヨームドルナノ賞を快勝し、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日)に向けて調整されているアロヒアリイ(牡3、田中博)が15日、本番の舞台となるパリロンシャン競馬場でレースコースギャロップ(芝コースを使用した追い切り)を行った。

 田中博師、フランスギャロの関係者や現地メディアが見守る中、装鞍所、パドックを経由し、芝コースで軽めのキャンター。リードホースを前に置きながら、直線を軽快に駆け抜け、試走を終えている。現地の競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版は田中博師の「(パリロンシャン競馬場の)馬場はまったく問題ありませんでした。今朝はずっと落ち着いていて、期待通りの走りを見せてくれました」というコメントを伝えている。

 フランスギャロの公式X(旧ツイッター)は「アロヒアリイは今夏ドーヴィルで開催されたギヨームドルナノ賞を制し、大きな衝撃を与えた。9月15日(月)、彼は凱旋門賞のコースを初めて走ってみた」というメッセージとともに、この日のアロヒアリイの映像を投稿している。

 アロヒアリイは前走ギヨームドルナノ賞の後も引き続き、シャンティイにある小林智厩舎に滞在中。前走で3着に負かした仏ダービー2着馬クアリフィカーが7日に行われた凱旋門賞の現地前哨戦、G2ニエル賞を制している。

出典:日刊スポーツ