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【凱旋門賞】「控えめに言って前例のない状況。3頭の日本馬が前哨戦を勝利」現地紙が展望記事

2025年09月16日 12:55

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 凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)当日まで3週間を切り、現地の競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版は15日、展望記事を掲載した。

 記事の冒頭では「毎年、ほぼ全員が口にする疑問があります。『今年は日本馬の年になる?』」と日本馬への期待が高まるのはこの時期の恒例であることを紹介しつつ、「2025年は控えめに言っても前例のない状況です。なぜなら3頭の日本馬がフランスで前哨戦を勝利しているからです」と、前哨戦を勝ったアロヒアリイ、ビザンチンドリーム、クロワデュノール、愛チャンピオンSから2年連続参戦予定のシンエンペラーに大きな期待がかけられていることを伝えている。

 欧州勢については「雨天が続いた場合は勝利の可能性が高まる」とし、ブックメーカーの前売り1番人気になっている英愛オークス馬ミニーホークを挙げた後、地元フランス馬を紹介。ヴェルメイユ賞を勝った昨年2着のアヴァンチュール、グラファール厩舎でジャンロマネ賞を勝ったクイジサーナ、仏オークス馬でヴェルメイユ賞2着のゲゾラ、日曜のプランスドランジュ賞でクロワデュノールの2着だったダリズ、アンドレ・ファーブル厩舎のソジー、ニエル賞を勝ったクアリフィカーの名前を挙げている。

 最後に出否がはっきりしない状況の有力馬として、ステップレースのセプテンバーSで2着に敗れた英国の牝馬カルパナ、エイダン・オブライエン厩舎で「アークトライアル」で敗れたワール、ロスアンゼルス、ヨークシャーオークスでミニーホークの2着だった英国の牝馬エストレンジ、地元のルジェ厩舎で前哨戦ニエル賞で6着に敗れたパリ大賞覇者ルファール、フォワ賞6着のアローイーグルに触れている。

出典:日刊スポーツ