NEWS

ニュース

ニュース/コラム

【凱旋門賞】「ついに今年こそ勝利の年?」「記憶に残る名勝負が…」英紙が日本馬の特集記事を掲載

2025年09月16日 17:10

  • 友だち追加数

 英国の「レーシングポスト」電子版は16日、「ついに今年こそ勝利の年?」と題した特集記事を掲載し、フランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)に挑む日本馬を紹介している。

 記事の冒頭では「コーラル(大手ブックメーカー)は『凱旋門賞の日本馬初優勝』に4倍のオッズをつけており、前売りオッズでは上位人気5頭のうち2頭が日本馬です」と日本馬の前評判の高さを紹介。クロワデュノール(牡3、斉藤崇)、ビザンチンドリーム(牡4、坂口)やアロヒアリイ(牡3、田中博)のプロフィル、ブックメーカーの単勝前売りオッズ、関係者の談話とレーシングポスト紙の記者の見解を掲載。シンエンペラー(牡4、矢作)についても愛チャンピオンSで敗れたが、出走の可能性があると伝えた。

 ここまでの日本馬の挑戦については「1999年にモンジューに次ぐ2着となったエルコンドルパサー、2006年に禁止薬物の違反で失格となったディープインパクトの3位入線、そして、2010年に2着となったナカヤマフェスタなど記憶に残る名勝負がいくつかあったにもかかわらず、日本馬の凱旋門賞制覇はいまだ実現していません。オルフェーヴルは2012年にソレミアに差され、翌年にはトレヴに同じ着順で敗れました。過去2年はスルーセブンシーズがエースインパクトの4着、ブルーストッキングが勝った昨年はシンエンペラーが12着に終わりました」と振り返っている。

出典:日刊スポーツ