英チャンピオンSに照準のカランダガン、唯一の懸念は緩い馬場
2025年09月19日 11:28

セン馬のため現地10月5日の仏G1凱旋門賞に出走できないカランダガンは、10月18日の英チャンピオンステークスで昨年2着の雪辱を狙っている。
カランダガンは重馬場だった昨年の英チャンピオンSでアンマートの2着。そのアンマートとは今年も対戦する見込みで、さらにオンブズマンやドラクロワら強豪も集まる可能性が高い。
唯一のマイナス要因は、この10月開催では馬場が緩くなりがちなこと。アガ・カーンスタッドのフランス担当レーシングマネージャーであるN.ラウス氏は「昨年はいいレースだったし、緩い馬場がこなせなかったとは言い切れない。ただ足さばきが少し鈍っていただけだと思う」と英競馬メディア『At The Races』にコメント。
さらに同氏は「カランダガンは硬い馬場を好むようで緩い馬場では少し苦戦するが、それでも乗り切っていいレースをしている。もし緩い馬場に適性がある馬と当たってしまうと、その時は差が出るかもしれない」と続け、「英チャンピオンSは凱旋門賞よりも出走頭数は少ないが、質の高い馬が揃っている。日本(ジャパンカップ)に行く前にどこかで走らせたいと思っている」と語った。