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【凱旋門賞】仏出身ルメール騎手が警戒する外国馬とは? 名前が挙がったのはG1馬3頭

2025年09月29日 17:25

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 凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=仏パリロンシャン)にアロヒアリイ(牡3、田中博)とのコンビで挑む仏出身のJRAジョッキー、クリストフ・ルメール騎手(46)が、日本馬のライバルとなる海外の有力馬について、自身の見解を説明した。

 ルメール騎手は「毎年、凱旋門賞にはいい馬が出走してきます。今年もいつも通り、いいメンバーがそろいましたし、難しいレースになると思います。アヴァンチュールは昨年の凱旋門賞2着馬で、当然、能力があります。前走のヴェルメイユ賞は楽勝でした。強い馬です。エイダン・オブライエン厩舎のミニーホークももちろん強い馬です。ジャドモント所有の馬(カルパナ)もいい馬ですよね」と、3頭の名前を挙げた。

 アヴァンチュール(牝4、C・フェルラン)は、大手ブックメーカーが凱旋門賞の単勝前売りオッズで1番人気としている有力馬。昨年の仏オークスこそ4着だったが、それを除けば11戦すべてで連対しており、昨年の凱旋門賞ではブルーストッキングの2着と好走した。前走のヴェルメイユ賞を1馬身半差で快勝し、G1初制覇を飾っている。

 ミニーホーク(牝3)は、A・オブライエン厩舎の実力馬。デビュー戦こそ2着と敗れたが、そこから破竹5連勝で英愛オークス、古馬相手のヨークシャーオークスとG1を3連勝中だ。大手ブックメーカーの単勝前売りオッズでは、アヴァンチュールと並んで1番人気となっている。

 カルパナは父にディープインパクト産駒で仏ダービー馬のスタディオブマンを持つ良血で、昨秋の英チャンピオンズフィリーズ&メアズSで2馬身差をつける快勝。今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着と好走するなど力を見せ、8月の時点では大手ブックメーカーの単勝前売りオッズで1番人気となっていた。

出典:日刊スポーツ