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大激戦の仏G1オペラ賞、バルナヴァラが粘って逃げ切り勝ち

2025年10月06日 14:55

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 現地5日、仏パリロンシャン競馬場でG1オペラ賞(3歳以上牝馬、芝2000m)が行われ、上位6頭が3/4馬身以内で競り合う決着となった大接戦をS.フォーリー騎乗のバルナヴァラが制した。

 先手を取ったバルナヴァラは単騎逃げに持ち込み、馬群は縦長の展開に。最後の直線に入るとフォーリー騎手は残り350メートル付近までためてから満を持してスパートし、そこへ内からタムファナが並びかけてくる。

 さらにシーザファイア、ウィーマイトテイクドロングウェイ、ワンルック、グランドスターズらも横に広がって猛追。しかしバルナヴァラは最後まで先頭を譲らずに逃げ切りを果たした。

 勝ち馬から短クビ差の2着争いはシーザファイアがワンルックに短アタマで先着。さらに短クビ差でウィーマイトテイクドロングウェイが続いた。吉田照哉氏が所有の独オークス馬ニコレニは8着に終わった。

 J.ハリントン厩舎のバルナヴァラはケイリクス産駒の3歳馬。近親には仏二冠馬で名種牡馬のロペデヴェガ、独G1ダルマイヤー大賞勝ちのダンステリアがいる。自身は前走の愛G2ブランドフォードステークスで重賞2勝目を挙げており、2連勝でG1初制覇となった。