今年の凱旋門賞はハイレベルでダリズは世界ランク2位タイに浮上?主催者がレーティングを発表
2025年10月08日 15:45

フランスギャロは公式ホームページで凱旋門賞馬ダリズ(牡3、F・グラファール)のレーティングを更新し、同馬の凱旋門賞の数字は127ポンド(フランスギャロの表記は57・5キロ)と評価された。
7日には「ハンデキャッパーのブログ」が今年の凱旋門賞上位馬のレーティングを紹介。ダリズの127ポンドについて、「過去10年間の最高レーティングより1ポンド低いレーティングでした」と説明している。過去10年間では17年エネイブル、19年ヴァルトガイスト、23年エースインパクトが128ポンドと発表されていた(エネイブルは牝馬)。
2着だったミニーホークは123ポンド。2着から5馬身半差3着のソジーは120ポンドとなっている。ブログではミニーホークについて、「彼女の限界はまだわかりません。123ポンドで、理論上はブルーストッキング(昨年覇者で122ポンド)、トルカータータッソ(21年覇者で125ポンド)、ソットサス(20年覇者で123ポンド)を負かして優勝していたはずです」と例年ならば優勝レベルであることを伝えている。
競馬の世界ランキング、「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」は9月の発表で英国のオンブズマンがレーティング128ポンドで単独の首位。2位には127ポンドでフィールドオブゴールド、フォーエバーヤング、ソヴリンティの3頭が並んでいる。今回フランスギャロが発表したレーティングが採用されると、ダリズは世界ランク2位タイに浮上することになる(最新のランキングは9日木曜に発表予定)。